第3分岐 ifのための対価

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学校につくと、 「三神先生!おはよー」 1人の生徒が寄ってくる。 彼女の名前は、天音 夏奈(アマネ ナナ) 高校三年生でおれのクラス学級委員。 夏奈に好意をよせられている。 可愛いらしい顔立ちで普通にモテるだろうに… キッカケはどこからか嗅ぎつけた おれがバスケをしていたこと コーチして、と言い寄られたのが始まり。 スカウト組なのはしっていたが ここまでお粗末な鍛え方は初めて見た 1年の終わりから指導して 思ったことは ただのダイヤの原石やんけ! 才能の塊 すこしの修正 利き腕、利き足に頼りっきりの体の軸 逆の手、足の鍛え方 体幹作りをして あっと言う間にスター選手になった。 教え方がうまいとか 1on1は勝てないしとかなんとかで 尊敬されると同時に恋に落ちたそうだ。 「先生、今日も終わったら練習みてよ?」 嬉しそうに言う。 「毎日見てるだろ!なんだよいきなり」 心を悟られたかと思った。 もうすぐおれはいなくなる… 女の勘でも働いたか? こわいこわい
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