プロローグ

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プロローグ

「30日後、世界が終わる」 避けきれない数の隕石が地球に降り注ぎ、地球は消滅すると政府から発表された。 その発表を聞いたとき、世界中の人々は怒り、悲しんだ。 誰もが自分たちの運命に涙を流した。 しかし― 私は自分の命が尽きることよりも、世界が終わることであなたに会うことができないと思って涙を流した。 昔から大好きで、その思いを伝えられていないあなたに会える時間が私のかけがえのないものだったから。
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