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ふたりは医療プレイ教室を終えると、仮眠してから仲良く出勤した。
入れ違いのナースが引き継ぎをして帰ると、香織は更衣室に戻った。
ベージュのストッキングを脱いで黒のガーターベルトを装着し、膝下まで長いスカートは両面テープで膝上10センチほどのミニスカートにした。
「うぅ、恥ずかしい……。けど、アイツをとっちめてやるためよ」
香織は自分に言い聞かせると、黒のトートバッグを持って康介の病室に忍び込んだ。
病室に入ると部屋を少し明るくし、片膝を康介の真横に置いた。
「香織、やっとしてくれるのか……!」
康介は嬉しそうに、ガーターベルトが軽くくい込んだ香織の太ももを見た。
「真夜中の診察を始めまーす。お静かに、ね?」
香織は人差し指を唇に添え、妖艶に微笑んだ。
「暴れらると困るので、固定しますね?」
香織はトートバッグからあらかじめ短く切った包帯を取り出すと、康介の腕を落下防止の金具に拘束した。
それだけで康介の息は荒い。
(なんて変態なの……)
香織は軽く引きつつも、大きな絆創膏を見せつけた。
「息がうるさいですよ?静かにしましょうね」
患者に話しかけるような口調で言いながら、絆創膏で康介の口を封じた。
見せつけるようにゴム手袋をすると、ズボンを下ろした。
康介の陰茎は、既にそそり立っている。
「何もしてないのにこんなになるなんて、病気かもしれませんね。診てみましょうか」
香織は聴診器のゴムチューブを陰茎に巻き付け、軽く引っ張った。
康介の腰が揺れ、小さなうめき声を上げた。
チェストピースを陰茎に当てる。 耳栓は今後のセックスライフのためにも、耳に入れない。
ちなみにこの聴診器は真由美のものである。
「脈が激しいですね……。高熱まで出ちゃって……」
香織は煽るように言うと、ふーっと先端に息を吹きかけた。
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