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ふと、夜の街なかで声を聴いた。 それは歌声と、ギターの旋律。 私は思わずそのストリートミュージシャンの許へと歩みを寄せた。 ギャラリーはいなかった。 彼はぽつん、と脚を組んで座っている。 歌っているのは何か英語の曲だった。 私はその曲を知らない。 けれど、何故か惹かれるものがあったのだ。
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