神無月が生んだ神の子達

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 私が手を差し出すと楼唯(ろうい)はキスをする。 「抱きしめなさい」  私が言うと、楼唯は私を抱きしめた。  楼唯は私の言いなりだ。 「愛しています、沙羅伊(さらい)様」  楼唯はそう言い、私の長い髪にキスをした。  しかし、この愛がいつか無くなるかもしれないと不安であり、恐怖であった。
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