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「次に来るときは、ハンバーガーっていうのを持ってきてくれよ」
夕暮れになる前、駐車場まで送ってくれたゲンの言葉に祥子は思わず聞き返した。
「え?また来ていいの?」
間髪いれずにゲンも聞き返した。
「え?もう来ないの?」
お互いに驚いた顔を数秒見合わせ、同時に笑った。一気に心の距離が近づいたような気がした。
「じゃあ、明日のお昼はハンバーガーを一緒に食べようね」
「フライドポテトっていうのもよろしく」
「わかった。一番大きいのを持ってくるから」
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