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2017年11月25日。
俺は、とある道の駅にいた。
昼間は小春日和で過ごしやすかった1日も、もう終わろうとしている。
もう、何日目だろう?
ひとりぼっちになって。
体が怠い。
腹の調子が悪すぎて
「腹、減った…。」
なんて呑気なこと、言ってる場合じゃない。
何日か前、出くわした野良猫に噛まれた傷は、
化膿して熱を持ち腐臭を放っている。
毛皮は薄ら汚れ、自慢の長い尻尾はしつこい下痢で湿り、ガビガビの棒ッ切れみたいだ。
力なく周りを見渡す。
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