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待ち合わせ場所の駅前につくと五丁目さんも伊織先生を慰めるためか、チャイナドレスを着ていた。
……五丁目さん、めっちゃ目立ってる。
その横で伊織先生が満面の笑みを見せて立っていた。
「五丁目さんもだけど、瑠璃も私を励ますために可愛い格好してくれたのねーー!」
ふんっと鼻息が荒くなったのが、気になるが元気になってくれるなら構わないかな?
伊織先生がいなきゃ俺ら、モデルの仕事失っちゃうからな。
「今日のことは薫蘭風には内緒なのーー!瑠璃も五丁目さんもメールとかで教えたりしないでねーー!」
一瞬、寒気を感じたが、まぁ気のせいかな?
そのまま、俺らは新幹線に乗り福島を目指し、福島についてからはバスに揺られて山深い旅館にたどり着いた。
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