61人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
「……深空くんにぴったりだね」
私はぽつりと呟いた。
「ぴったりって?」
「ほら、名前!
深い真夜中の空に、たくさんの星が集まってる感じ。
確か、昴って星団の名前だよね?
素敵な名前だなって、前から思ってたの」
だから、このピアスがよく似合うのかも……
そう言ったところで、はたと気づいた。
あ、れ……
なんか今ものすごく恥ずかしいこと言った気が……
しかも、
ナチュラルに昴って呼び捨てにしてしまったような。
最初のコメントを投稿しよう!