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大学3年生で、一浪しているから歳は22歳。
実家で、両親と犬と暮らしてる。
結婚して出ていった姉がいる。
彼女と別れてから、しばらく経つけど、今もフリー。
恋愛に関しては一途で、付き合ってる彼女を大切にしているのに別れはいつも相手から切り出される。
あの見た目で当然モテるから、あちこちで声を掛けられる。
実はこの店にも、彼狙いの人が結構いて、日々誘われている。
彼の出勤している日は、そうじゃない女の子の客が増えた。
趣味はフットサル。社会人チームに所属している。
好きな食べ物はお好み焼き、苦手な食べ物はない。
移動はもっぱら原付で、本当は大型に乗りたいから、バイトを掛け持ちしている。
さっき知ったばかりの相手の事を、本人からではなく、こんなに知ってしまって良かったのだろうか?
「…マオ君、詳しいね…。」
「ふふっ。でしょ?
本人に聞いたの。だいたい教えてくれるけど、連絡先だけは教えてくれないの。
あとはー、陸の友達に聞いたりしてね。
結構来るんだよ、陸の大学の友達とか。
陸狙いの女連れてくるのが気に入らないけどね。」
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