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「こんな個性的なぬいぐるみに爆弾を仕込む奴なんざ世界中、探してもおまえくらいだろ。」
「ッ・・・一言、余計な・・・訳よ・・・」
「まっ。とにかくおまえの友達が通報した警備員がじきに来る。厄介になる前にずらかるぞ。」スッ
狩矢はそう言いネビュラスチームガンを取り出す。
シュウウウ・・・
狩矢がトリガーを引いた瞬間、銃口から出てきた黒い煙が二人を包み込む。
次の瞬間、二人の姿がその場から消えた。
翌日、第七学区、とある病院、病室・・・
「・・・んっ・・・」
「よぉ・・・一晩、眠って気分はどうだ?」
「村城・・・?」
翌日、冥土帰しがいる病院の病室のベッドで目を覚ましたフレンダに対し、狩矢はそう話しかける。
「!?ここってまさか、病院!?」
「そりゃあ、あんだけ重傷を負ってりゃ病院に担ぎ込んで当たり前だろ・・・安心しろ。ここの医者とは知り合いでな。おまえの身元とかは外部に漏れないようにしてもらった・・・」
「そうなんだ・・・ありがとう・・・」
「どういたしまして。その知り合いの医者の見立てではおまえの怪我が完治するのに最低一週間はかかるらしいぞ。」
「一週間・・・」
「あぁ~、暇潰しの道具とか必要なもんがあるなら持ってくるぞ。」
「あ。じゃあ・・・」
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