ローグVSハードスマッシュ

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『スクール』、アジト・・・ 「そうか・・・クソ報告、ご苦労・・・」 ピッ!! 「・・・木原博士。あんたが寄越したあのフルボトルってアイテム、あんま役に立たなかったみたいだな・・・猟虎、やられたぜ?」 「う~ん・・・使用すれば、そのボトルの成分で無能力者でも能力者と同等の“力”は手に入る筈なんだけどねぇ・・・流石に君と同じ超能力者相手には厳しかったかな?」 携帯で下部組織から猟虎の敗北の報せを受けた垣根に対し、彼経由でガトリングフルボトルを渡した木原幻生は顎に手を当てながらそう言う。 「ところがどっこい、猟虎を仕留めたのは第四位じゃなくて最近、『アイテム』に配属されてきたクソ新人らしいぜ。それも無能力者。情けねぇ・・・」 「ほぅ・・・それは興味深いねぇ。もしかしたら、とてつもない能力が眠ってるかもしれない・・・」 「とにかく、これであんたのクソ実験には付き合ってやった。約束は守れよ?」 「わかってるさ。僕に協力してもらう代わりに君達のやろうとしていることに僕も協力する・・・約束はきちんと果たすさ・・・」 「へっ・・・」 そうして垣根はその場を後にした。
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