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翌日、第七学区、とある病院・・・
「うっ・・・ここは・・・?」
翌日、第七学区、とある病院の病室にて、狩矢に敗北した猟虎は目を覚ます。
(?声が前のに戻っている?)
自分の声の調子がフレンダに敗北する前に戻っていることに気付いた猟虎は近くにある鏡を見てみる。
「!?顔が・・・!?」
すると、顔がフレンダに敗北する前の状態に戻っていた。
「おぉ・・・流石は『冥土帰し』。見事に治したなぁ・・・」
「!?あなたは!?」
「よっ。一晩寝て憑き物は落ちたか?」
そんななか、狩矢がそう言いながら入ってくる。
「あなたが私を病院に運んだんですか?どうしてそんな・・・私はあなた達の命を狙って襲ってきた敵なんですよ?」
「なんでって依頼された訳でもねぇのに命まで取るかっての。面倒くせぇ・・・」
「面倒くさい!?」
「まっ。理由はそれだけじゃねぇが・・・」
まさかの『面倒くさい』という理由で助けられたことに猟虎がそう困惑の声を上げるなか、狩矢はそう言いながら回収したガトリングフルボトルを取り出した。
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