23人が本棚に入れています
本棚に追加
「!それは・・・!!」
「このフルボトル、一体何処で手に入れた?こいつは『この世界じゃまだ作れねぇ』筈だ。」
ガトリングフルボトルの入手経路について、狩矢は真剣な表情でそう尋ねる。
「そ、それは垣根さんから渡されたもので具体的な入手経路は何も・・・」
「『垣根さん』っていうのは『スクール』のリーダーで第二位の超能力者、垣根帝督のことか?」
「は、はい・・・」
(フルボトルのことはまだ他には漏れてねぇ筈・・・何故、垣根帝督がこいつを持ってたんだ?)
「あ、あの・・・」
「あん?」
「私はこれからどうなるんですか?」
ガトリングフルボトルを見ながら、そう思いながら首を傾げる狩矢に対し、猟虎はそう尋ねる。
「そうだなぁ・・・このまま『スクール』に帰しても消されるだろうから念のため、あんたは死んだって裏世界に情報を拡散させてあるからな・・・これを機に暗部を引退すりゃ良いんじゃね?調べたら向こうには既に後任のスナイパーがいるみたいだし。」
「へ?」
最初のコメントを投稿しよう!