手合わせ

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『アイテム』アジト・・・ 「麦野。これは超どういった趣向ですか?」 「・・・」 『学園都市』、『統轄理事会』直轄の暗部組織、『アイテム』のアジトにて、一見12歳のような14歳の茶髪の少女、絹旗最愛はそう尋ねながら新しく配属されてきた狩矢と対峙する。 「ん~?まぁね。上からの話だとそいつ、結構戦闘もイケるらしいからどれくらいのもんか、絹旗に見極めてもらおうと思ってねぇ・・・」 「・・・彼、超見たところ、能力者じゃなさそうなんですが・・・」 「まぁ、能力者じゃねぇな。だから、俺はこういったもんを使わせてもらう。」ガチャンッ!! 『スクラッシュドライバー!!』 狩矢はそう言いながら青い機械的なベルト、スクラッシュドライバーを取り出し、装着する。 「「「「「?」」」」」 『デンジャー!!』 スクラッシュドライバーを見て、アイテムの面々が首を傾げるなか、狩矢は全体的にクリアパープル、蓋基部がゴールドでワニに噛みつかれたようなデザインのボトル、クロコダイルクラックフルボトルを取り出し、蓋を回す。 『クロコダイル!!』 「変身。」 『割れる!食われる!砕け散る!!クロコダイルインローグ!!オラァッ!!キャーッ!!!』 パキィィィンッ!! 「・・・」 次の瞬間、狩矢はローグに変身した。
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