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「へぇ・・・ただでさえバイクの二人乗りで後ろから抱きつかざるを得ない状況でさらに強く抱きつくなんてやるじゃん。フレンダ・・・浜面。見失うんじゃないよ。後、二人にバレないように・・・」
「なぁ・・・俺ら、何やってんだ?」
「何って超尾行に決まってるじゃないですか。浜面。」
「ふれんだだけじゃちょっと心配。いざという時は私達でフォローしないと・・・」
二人が乗っているバイクの後方を走る盗難車内でニヤニヤしながらそう言う麦野にそう尋ねながら運転する浜面に対し、絹旗と滝壺はそう言う。
今、四人はフレンダと狩矢を見守るために尾行していた。
「ところでこの後の展開はどうなると思う?」
「そうですね。村城の私服を買うことを超勧めましたから、超服を買いに行くんじゃないですかね。」
「まずはむらきを自分のファッションセンスで格好良く仕上げる。」
「あ!?フレンダに超映画のチケットでも渡しておけばよかったです!!」
(これで良いんだろうか?・・・えぇいっ。なるようになれだ!!)
麦野達三人が今後の展開予想で盛り上がるなか、浜面は運転しながら内心でヤケクソ気味にそう言った。
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