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「へ、へぇ・・・そうなんだ・・・」
「で、あんたこそ、何時から二人と知り合いな訳?」
「私は夏休み前からルームメイトで後輩の黒子が初春さんと同じ風紀委員でね。黒子の紹介で二人と知り合ったのよ。」
「ほら。前に『FUKIDASHI』でよく遊ぶ優しい先輩の話をしたじゃないですか。あれ、御坂さんのことですよ。」
「あぁ~、そういえば、そんな話もしてたっけ。」
「ところで、御坂さんとフレンダさんはどういったお知り合いなんですか?」
「「うっ!?」」
首を傾げながらそう尋ねる初春からの問いに美琴とフレンダは思わず言葉が詰まる。
「あ、あぁ~、前にちょっとした事件に巻き込まれた時に出会したっていう程度の知り合いよ。」
「どんな事件だったかは話せない訳だけどね。」
「「はぁ・・・」」
「それにしてもあんた、全治一週間の怪我をしてでも佐天さんを助けてくれたのね・・・そのことに関してはお礼は言っておくわ・・・ありがとう・・・」
「べ、別にお礼が欲しくてしたんじゃない訳よ!!」
佐天を助けてくれたことについて、改めてそうお礼を言う美琴に対し、フレンダは恥ずかしいのかそっぽを向きながらそう言った。
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