黄昏時

2/5
前へ
/5ページ
次へ
夕暮れどきの海岸のベンチに座っているあなた。 いつも通りに声をかける。 「あ、廣瀬どうしたの?」 それがあなたの口ぐせ。 「高橋くんこそ、こんなとこで何やってんの?」 いつも通り私も返す。 「いや、夕日がきれいだから座って 見てたんだ。」 「ふーん、じゃあ私も座っていい?」 返事も聞かずに隣に座った。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加