黄昏時

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大きなエイに出会った話、サメを見たときの衝撃的な話など、海の話をしているあなたが私は一番好き。 目をきらきらと輝かせて、手取り足取り一生懸命私に説明をしてくれる。 あなたの話に相槌しながら、その横顔をしばし じっと眺めているときが私は一番幸せ。 でもこの幸せも長く続かないことも 私は知っている。 「それでな廣瀬。あ!」 きた。 あなたは地平線に沈む太陽を眺めた。
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