大嫌いなはずだった

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君の声一つでこんなにも 変われるって やっぱり君なんだ 君じゃなきゃダメなんだ 「何組になったの?君は。」さりげなく聞いた 「同じクラス?どこでもいいけど。」 『一緒がいいと思ってる?』 イジワルで聞いた 『同じだよ。センパイしなくちゃね。』 「レギュラーとるから観に来てほしい。」 『約束しちゃったからね』 君は『負けるな!』って 叫んでいた 君の声一つで こんなにも変われるって やっぱり君なんだ 君じゃなきゃダメなんだ あなたの真っすぐが大嫌いなはずだった 『私のヒーローかもね』 目が合って気づいた 胸がキュンと鳴いた
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