大嫌いなはずだった

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「文化祭一緒に回ろう?」 勢いで聞いた 「休憩中、どうせ一人だろ」 『彼氏面するのやめてよ、嫌いじゃないけど。 置いていくよ、一緒に行くんでしょ。』 二人を噂話笑う声 『苦手だな、冷やかされるの‥』 僕はいたずらに手を繋いだ 「どんな辛い時も笑顔にさせてやる」 って 「やっぱり君は笑顔が似合うってことだよ」 『そんなのわかってる。』 強がりの言葉だった。 本当はありがとう 伝えたかった ごめんね 意地張ってごめんね
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