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▼ Naoya
ヴァージンロードの真横を確保して一眼レフを構えたウチの王子が
與「 なぁー、緊張しすぎて吐きそうや… けど最高に綺麗なちあちゃんの写真撮ったらな!写真部とし… 」
後半独り言になる王子
っと、俺の後ろのヴァージンロード側に座る宇野ちゃんは
宇「 どうしよ、もう泣きそう…」
目をうるうるさせていて、その宇野ちゃんの隣に座ってる秀太は
末「 まだ始まってないのに(笑)」
なんてケラケラ笑ってる
けどあと2人がまだ来てないんだよな…
式まで後30分しかねーぞ…遅刻2人組みでも流石に今日は…ね?
ソワソワしてるとマナーモードにしていたケータイがポケットの中で震えだして、着信画面には〝 日高 光啓 〟と表示されていて慌てて電話に出た
浦「 もしもし、着いた?」
日『 うん、今さっき!…あ、西島も連行してきたよ(笑)』
あんなに嫌がってたのに、どうやって連れ出したんだよ(笑)
なんて話は後からでいいや
浦「 そっか、もうウチらチャペルにいるから!」
日『 ん、わかった!今からそっち行く 』
それで電話を切ったんだけど…
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