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これは千晃に忘れられないための強行手段
俺の記憶を植え付けるには、意味わかんないことぐらいしとかないと。
最後部屋を出る時に千晃の表情は敢えて見ずに部屋を出た
西「 おまた~ 」
部屋を出たすぐの所に腰掛けていた日高に上機嫌な声を作って話しかけると
日「 早かったな 」
機嫌がいいと思ったのかそれ以上は聞いてこずにサッと立ち上がってチャペルに歩きだそうとした
その足とは反対方向に向いて
西「 俺は帰るよ。」
その声に〝 はっ!?〟って言いながら振り向く日高と目が合う
西「 大丈夫、おめでとうは言えたから!」
ふふ っと笑う俺と
はぁ っと呆れた顔の日高
日「 お前なぁ… 全然大丈夫じゃねーし 」
西「 隆弘くんは心臓が痛すぎて… 」
日「 そーいうのいいから。あー!もー、後は何とかしとく 」
よかった、一緒にいるのが日高で。何も考えてなさそうで一番考えてて尚且つ頭の回転が早い日高はきっと何かを感じ取ったんだろうな
そんなことより何とかしてくれる日高に
西「 日高サンキュ、じゃ。」
と礼を言って日高とは逆の方向に歩き出す
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ヘラりがちで不思議ちゃん(笑)
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