死ぬくらいなら死んでやる

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「いや~今回もうまくいったすね――まさか死ぬとは思いませんでしたけど」 「そうだな。ほれ、今回の報酬だ。まあわしは現役女子大生の尻を触れればなんでもいい」 「どうもっす。いやでも相変わらずですね。それより今回は私服警官なんて手が込んでますね」 「いつも君ばかりに苦労させてはいけないと思ってね」 「まあ確かに駅員としての仕事もありますし、時間かかると面倒ですし助かりました」 「彼には悪いがね。まさか痴漢ものの同人誌を持ち歩いているとはね。びっくりしたよ。次もよろしく頼むよ駅員さん」 後ろから肩を叩かれ振り向く。 「ちょっと署まで一緒に来てもらってもいいかな」
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