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腐乱した死体に江良木が触れるとサァァと死体が灰と変わっていく。
火は上がらない────
何とも不思議な光景だ。
「からすちゃん達、鼻も、目も、耳も優れた子達ばかりだから...困っちゃう...それに殺したら殺しっぱなし...これも彼らのやり方なんでしょうけど...次はお前だっていう見せしめみたいな...死体屋の気持ちにもなりなさいよね...」
河川敷に骨のみになった蟲力者。
江良木は、それを丁寧に拾い上げ店に戻った。
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