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タイトルどおりに空戦できる飛空艇を手に入れた時、自分の好きなラップと好きな属性で戦えると知った時。
ソロでシナリオラスボスを倒した時、膨大すぎるステータスをカンストさせた時。
数多の思い出が溢れてくる。
ああ、まだ死にたくないな。
課金したさのプリペイドカード買いにコンビニに出かけるんじゃなかった。
到来、空から鉢植えがAll right
どんくらい、痛いかって言うと
頭がかち割れて、血が吹き出すくらい
人生の勝ち負け、私ここで負けDon't make未来
………死ぬ直前になにラップ思いついてるんだろう。
馬鹿だな私は。
そう思いながら私は眠りについた。
そう、眠りについた筈だったのに。
どうして目の前に人がいるんだろう。
「やっほー、クサリちゃーん」
軽く声をかけてくる真っ白な何か。
随分とイケボで、だけれど輪郭しか見えない。
声しかわからず、姿形もはっきりしない白いモヤのような存在。
まるでゲームに出てくる神様みたいだ。
「ごめんねー、君に依頼があって死んでもらいましたー!」
……は?
今この白いのなんて言ったの?
死んでもらった?
「そうだよー、僕は神様だ。君らが一般的にそういう存在さ」
白いのがそんな頭のおかしなことを言う。
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