第3章 結婚式後もサプライズ

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 大き目な椅子でグッタリしまま俺を見上げてくる夏鈴の目はすっかり蕩けてセクシーだ。 「俺が欲しい?」  意地悪く聞いてみると、夏鈴の目尻から涙がつたって落ちていく。唇を噛んで、可愛い呻き声をこらえながら俺の目を見つめ返す。意地らしい真剣な顔だ。どんな言葉が飛び出すのか、俺はワクワクしていた。 「見せてあげよっか?」  ―――え? 「私のアソコ……。どんな風景になってるか見たいんでしょ?」  弛緩した姿勢の彼女はゆっくりとワンピースの裾を抓んで引き上げていく。  明るい窓際のテーブルに設置された椅子で、夏鈴は大胆になった。太腿の付け根まで上がったスカートの中に、白いガーターベルトと白いストッキングが見えた。足首と膝周りがくびれて、ふくらはぎと太ももが俺好みに肉付きが良い脚がまるでマネキン人形のように美しい造形物としてそこに存在していた。ストッキングが創り出すくびれと剥き出しの太もものすぐ上に、一本の毛もなくなった恥丘が広がっているのだと想像したら堪らなく興奮する。  もったいぶるようにじわじわと持ち上げていくスカート。俺の表情を確実に読み取る夏鈴は、寸前のところで静止した。
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