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ネクタイを解いて彼女を抱き上げると、柔らかいソファーに放り投げた。いつになく乱暴にしてやったら、夏鈴はまた凄むような目つきで俺を睨みつける。
ゾクゾクする。
夏鈴が何か言いたそうなのをわかってて俺はキスをしながら、指で奥まで擦り上げた。いつもよりも濡れ方がすごくて、俺は下の口に口付けして吸い上げる…。
「晴馬……はるまぁ。じらさないで……お願い………はやく……」
「俺のナニが欲しいかちゃんと言ってくれないと、わかんないから」
イケメンボイス風にそう冷たく突き放したら、夏鈴が泣き顔になった。
「いやぁぁぁ……こんなの……こんなの………晴馬のばかぁぁぁぁ……」
そろそろ許してあげようか。ワンパターンって言われて、俺のつまらんプライドが傷付いた責任はもう取って貰えたようだし。
「ほら、言ってごらん? 恥ずかしがらずに…」
耳元でまたカッコつけて囁くと、夏鈴が泣きながらキスしてきた。
「ダメ。言えるまで、キスもしてあげない」
「……はるまぁぁぁ……」
ソフトタッチで胸の先端を抓むと、夏鈴の身体は跳ね上がった。
これはイキはじめているのか。俺の炎も最高潮まで燃え上がってきて、今度は俺が我慢できなくなる。
「……っく……夏鈴がこんなに強情だったとは」
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