Ⅴ
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私は、青空を見上げた。 金子さんに好きって告げて、小百合が言った通り、すっきりした。 金子さんを好きだった日々が、走馬灯のように走り抜ける。 「この気持ちを、受け止めてくれてありがとう。金子さん。」 今は、金子さんにも、小百合にも感謝しかない。 好き。 だから、サヨナラ。 私はその言葉を、空に向かって呟いた。 ーEND-
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