episode.1 君という人

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(葵ver) 周りからは、たくさんの声。 その中には、放課後どうする? 次は〇〇だ。 いろんな言葉が聞こえる。 「おい!」 今日もまたこの声。 声は低くて、口調は強め。 でも、私はこの声が嫌いじゃない。 「なぁに?」 そう。 彼は私の彼氏。 秋斗。 「放課後、行くのか?」 「うん?」 「はぁ…、遊びに行くんじゃないのか?」 「あっ、忘れてた… 」 また呆れた顔をしてる。 どうせ、私はアホです。 「まぁ、そうだと思ったし…決めてあるけど」 「さすが秋斗!」 「まぁ… 」 「ご褒美あげないとね♪」 「バカにするな」 いたたたっ… すぐに私の頭をくしゃくしゃにするんだから… でも、この絡みは大好き?
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