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朝から日差しが強い。
もうすぐ夏だ。
「おはよ♪ 」
「おはよう」
相変わらず朝から元気だな。
朝が弱い俺には辛い時間帯だ…。
「体調は良くなった?」
「まぁ…それなりに」
「何日か休んだから心配だったよ… 」
「ごめんな」
あの日から少し体調が悪かった。
彼女には、風邪が悪化したとしか伝えていない。
身体の一部が悪い… そんなこと言えるわけがない。
できれば、このまま普通に生活していきたいから…。
「秋斗? 」
「うん? 」
「なんかぼーっとしてたから」
「そんなことねーよ」
いつものように、彼女の頭をくしゃくしゃにする。
これができるのもいつまでなんだろうか。
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