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とある洞窟でレイアスはロイと鍛錬をしていた。
「レイアスお前の限界はそのくらいか?」
「まだだ、エターナルセイバーー!!」
「させるかっ 蒼龍天翔剣!破式っ!」
互いの攻撃が相殺し合い互いに仰け反る。
疲労の色が浮かぶレイアスに対し、親友はもう一度問う。
「レイアス。お前の限界はそこまでか?」
「・・・・・・。」
言葉にならないレイアスを他所に、親友は構える。
「行くぞレイアス、新奥義『蒼神破孔剣!絶界!!』」
ロイの技に為す術もないレイアスは、ただ斬撃を受けることしか出来ない。
「うぁああ」
苦悶の声とともに、洞窟の壁に吹き飛ばされ意識を無くしてしまったレイアス。
剣を収めレイアスに歩み寄り介抱するロイ。
囁くような声で呟いた。
「お前はもっと強くなれる。俺は信じている」と。
目覚めないレイアスは不思議な夢を見ていた。
それは伝説に残る英傑達が、レイアスの目の前に立ち並ぶ夢だった。
「!? なんで五凶星に、暁星の双騎士が目の前にいるんだ!?!?」
五凶星の1人、フリードが歩み寄り語りかける。
「真実を知る現代の英雄君、君は真実を白日のもとへ伝える勇気はあるかい?」
突拍子もない話にも、関わらずレイアスは即答する。
「知らないことを全て解決し、乗り越えてきた仲間みんなで歴史の真実を世界に伝えるつもりです!!」
その場に居た全員は笑顔をつくる。
「そうとなったら、俺達が君を強くなるために協力させてもらうよ!現実に戻る頃には君だけの新奥義を身に付けてもらうからね」
そう言ったフリードとその場にいる英傑達は、レイアスの修行に付き合うのであった。
etc
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