青い瞳の彼女

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この日から美月と僕は、毎日一緒に帰るようになった。 以前一緒に帰っていた拓海は僕に遠慮してか、この頃から別の男友達と帰るようになった。 7月の下旬から夏休みに入ると、美月からLINEのメッセージが入って、僕は呼び出されて美月と会っていた。 女子とデートをしたことのない僕は、美月をどこに誘ったらいいのかわからなかったけれど、美月の方から行きたい場所を言ってくれて、僕は美月が行きたいところに付き合うような感じになっていた。 美月は、いつも元気で楽しそうで、美月と会うたびに僕も美月と一緒にいる時間が、とても楽しいかけがえのない時間になっていった。 夏休み中は、ほとんど毎日のように美月と会って、水族館に行ったり、テーマパークに遊びに行ったりしていた。 ある日、美月から海に遊びに行こうと誘われた。 僕は、海で遊ぶ水着を持っていなくて、さすがに高校の体育の授業で身に付ける水着は恥ずかしいと感じていた。 すると美月も海で遊ぶ水着を持っていないと言い出した。 美月と僕は、ショッピングセンターに行って、一緒に水着を買うことにした。 僕は、ごく普通の海水パンツを購入したけれど、美月は少し大胆にビキニの水着に挑戦すると言って購入していた。 翌日海に行って、さっそく海の家でお互いに着替えをしてから待ち合わせをすることにした。 僕が先に着替えを終えて待ち合わせ場所で待っていると、着替えを終えた美月がやってきた。 美月はスレンダーな体系で、水色のビキニが良く似合っていて、僕は見惚れてしまった。 美月から、 「やだ大ちゃん、そんなに見ないでよ!」 と恥ずかしそうな素振りを見せていた。 美月と僕は、海に入って水を掛け合ったり、砂浜でビーチボールで遊んだりと、小学校の頃に海で遊んだようなことをして楽しんだ。 この時間は、2人とも子供のようにはしゃいで遊ぶことができて、とても楽しいかけがえのない時間になっていた。 僕にとって、とても良い思い出に残る夏の一日になった。
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