過去 ~瑠璃編~

2/5
前へ
/5ページ
次へ
「ルーナちゃんっ、おーはよっ!」 と、大声でルナちゃんに手を振るのであった。 そうすると、ルナちゃんも、 「るーりーちゃん、おはよう、」 と、私と違って、落ち着いた声で応えるのであった。 そして親同士の会話が終わると漸く、幼稚園に向かった。 その道中、毎日色んなお喋りをしていた。 「るり昨日、カレーライス食べたよ!」 「そうなの!私も昨日カレーライスだったよ」 気が合う2人。 「ルナちゃんのこと、だいすきっ!」 「私もるりちゃんのこと大好きだよ」 仲良しな2人。 「...ぐすっ...うぅ」 「るりちゃん...泣かないで、泣き止むまでそばに居てあげるから」 優しいルナちゃん。 いつまでも一緒だと思ってたのに...。     
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加