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魅海 岬
「あら…貴方が…
私、魅海 岬っていうの
貴方お名前は?」
なんか、話しかけてきたぞ…!
だが…何をいってるかわからない…
人間の言葉、勉強しとけやよかったな
鮫人
トゥバラオン=カルハリアス
「シャーッ!」
人間の雌はしゃがんできて
俺の頭を撫でてきた…
魅海 岬
「ん~人魚の言葉分からないわ
勉強しておけば良かったかも…どうしよっかな」
俺は首を傾げた…
鮫人
トゥバラオン=カルハリアス
「シャアー?」
どうするかな…
この雌と話しがしたいのに…
もっと近づきたい
俺は両手を使って這い上がり
雌が後ずさった、その時
首の側面のヒレにチクッとした痛みを感じて
引き抜いてみると
よくわからない針がついたやつで…
な、なんか体が痺れてきた…
は…はやく…海にもどら…ない…と……
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