先輩と美術館デートです

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「美術館の名称もまだ秘密なんだ。仮の名前で週末に訪れやすいシュウマツビジュツカンと呼ばれてる。正式オープンは半年後でまだネットにも情報は載ってない。今日は僕がチケットを秘密のルートで用意しておいた。チケット代はおごるよ」 「ありがとうございます!先輩、ネットにも載っていない場所をよく知ってましたね」 先輩にうながされるままに美術館の中に足を踏み入れる私。 美術館の中は、甘い香りが漂っています。 「何の匂いですかね?甘い香りがします」 「作品を保護する為に特殊な保存剤を使っている。その匂いだね」
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