平凡な一日の・・終わり

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私はエルンと言います 今立っている、とゆうか座っている、 歴史のある石畳の綺麗な大都会の片隅に ひっそりと ぽつりと 何も面白気もなく 只々ゆっくりと、のんびり時を刻んでいるだけのただの耳長族です 面白い事? 楽しい事? そんなものは無いですよ。 祖母の残した店を継ぎ、ただ独り波風なく生きています。 特別な力など無く、只々平々凡々に生きてきてしまっただけの存在です。 見た目は、・・普通? 髪は肩ほどの長さでブロンド、目はまぁ種族がら大きくてパープル色、背も164センチくらいでしょうか? ね、普通でしょう? 無力で、 無利益、 なんの特技もないのです。 [私はなんて くだらない存在なのだろうか] 特徴といったものは・・・ 耳が長い くらいでしょうか、 ふふ、笑えるでしょう。 あ、あと多少は長生き、でしょうか、まぁ私の種族が大体そうなんですけれど。 他の種族はどうか? そうですね、特別変わらないですよ、みなさんな同じようなもの この街にはまぁ多種族が暮らしてるけれど、 混血も多すぎてどんな種族がいるか、私も周囲もあまり把握していません。 ですが、別にね、 ちょっと足が速い種族とか、 跳躍力がある種族とか、 腕力が強い種族とか、     
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