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☆前書き☆ (できれば読んで頂きたい作品PR)  コンプレックス、いじめやトラウマなど過去の記憶、仲間内での恋愛や喧嘩、十代の揺れ動く心、ヒューマンドラマ(青春)とともにストーリーを展開させた精神世界を描いた異色のSF×青春×謎解きミステリー。  子供のころに観て影響を受けた昔の映画、初代『猿の惑星』の衝撃的なラストが忘れられず、この作品であの映画のようにインパクトのあるラストに挑戦しました。どうしてもやってみたかったのです。  他サイトでは、先が見えない展開に引き込まれ、一気読みした。というレビューも頂いています。なろうでは私の読者はあまりいませんが、他サイトではふつーにいます。  西洋では音楽でも自殺防止の歌詞などがあり、映画に関しても複雑なストーリーがたくさんあります。それらを参考にし、謎解きの中にも生きづらい今の時代に必要なメッセージ性を持たせました。それはラストまで読んで頂くとわかるかと思います。 ★2019年文芸社小説大賞にて再度選考された約700作品の中からの10作品に選ばれ電話を頂きました。大作とお褒めの言葉を頂いたのですごく嬉しかったです。  (選考を通ったので出版費用はある程度負担はしますが、と言われ……よく話を聞いてみれば自費出版の出版社だった。なので大賞以外は自費負担。経済事情が理由で選考から外して頂いたので書籍化はされていません。よろしくお願いします。ちなみに当時よりも改稿したので、文章力は普通かもしれないですが、クオリティーは上がったと思います) ★2021年エブリスタにて執筆応援キャンペーン「仲間の絆」で佳作を受賞。(審査範囲二万字。賞に選出されるとアドバイスをいただけるキャンペーン企画なので改稿しました。これはあくまで作品向上のためのキャンペーン企画なので、書籍化云々の賞ではありません)  死にスポットを当てることにより、生きることを際立たせた作品です。エピローグを二つに分けることにより、より強いインパクトのあるメッセージ性を作品に持たせました。私自身のアイデンティティと信念を貫き、三年がかりで書きました。 ※愛する君とずっと一緒にいたかった――通常の学校生活では体験することのない特別な青春を無人島で過ごす。悲しくも美しい物語。ラストを知り、サブタイトルの意味を知る―――『エピローグ1』は、小説のサブタイトル『高校生のままの俺が一世紀を生き抜いた君を抱きしめるとき』へと繋がります。  ※『エピローグ2』は、この作品を通じて生きることへのメッセージを伝えています。生きているかぎり、きっといつかいいことある。 ・・・・・  内容の後半からは、自分たちの身に起きた現実から逃れたい恐怖心理によって、彼らの周囲では、想像が現実化するかのように、次から次へと勝手に推理というカラクリの世界が創り上げられていく。そして、必死にもがけばもがくほど、脱出不可能と思われるカラクリの世界に陥っていく。仲間数人が失踪。読み手も登場人物もこの島のカラクリに混乱する―――と、いった少しサイコホラーな要素もあります。異なる謎がたったひとつの共通点と答えに結びついたとき、衝撃のラストへ―――と、手の込んだ推理が魅力のまじめな作品です。  ちなみにツアー会社名が『ピーター・パン』に登場するネバーランドなのは、旅客機が墜落してから全員が永遠の十七歳になってしまったからです。墜落日の八月一日から変更のないスマートフォンの日付表示が意味する衝撃の真実とは……その理由も答えも、ラストまでわからない。  肉体が旅客機の墜落日である八月一日を繰り返しているのか……それとも、肉体に流れる時間そのものが止まってしまったのか……彼ら十三人の身に何が起きたのか……  単純明快な作品ではないので、ぜひ最後まで読んでみてください。とくに、複雑なストーリー構成の謎解きミステリー小説を求めている方と、青春&ヒューマンドラマが好きな方は楽しめると思います。  ここまで読んでいただきありがとうございました。では本編をどうぞ。
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