グランドサメナーズ

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三節プロット  レイアス達の前にサメが現れたほぼ同時刻、ミラは火山地帯の調査に来ていた。最近ここで新種のモンスターを見かけた、と一報を受けたからだ。 ミラ「まったく、こんな暑い中調査だなんて……もう少しで帝国収穫祭だって言うのに……」  などと、ぼやいていると……。 帝国兵「て、敵襲!!」 ミラ「何!? 早速新種!?」 帝国兵「いえ……それが……!」 ミラ「何よ、もったいぶってないで言いなさい!」 帝国兵「サ、サメです」 ミラ「はぁ!?何で海の生き物がこんな溶岩地帯にいるのよ」 帝国兵「サメが……溶岩を纏っています!」 ミラ「何よそれ! ッッ! 来たわね!」  ボルケーノシャークとの戦闘。 四節プロット  こうして、イスリーダ地方の各地で新種と言えるサメが出現する。  溶岩地帯に、ボルケーノシャーク、氷原地帯にアイスシャーク  そして、ゴルドア要塞が翼の生えたウィングシャークの大群によって占拠された。にわかに信じがたい報が寄せられる。  彼らにはもう、海も、陸も、空も関係ないのだ。  フィオナと名乗った少女はただ、淡々と事実を語る。サメの脅威、弱点、その驚異的な生命力、など、レイアス達の常識に無いサメの実態を知らされ一向はさらに事態を重く見ることになる。  一向は、冒険者ギルドに戻るなりすぐに緊急会議を開く。  このままでは、帝国が危ない、と。  サメの軍団"グランドサメナーズ"によって滅ぼされてしまう事になる、と。 レイアス「それでも、戦わなければなりません!」  レイアスが鼓舞し、皆が立ち上がる。  レイアス達は、火山、氷原、緑奏の森へ打って出る。
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