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五節プロット
しかし、サメたちも手をこまねいているわけでは無かった。
ゴルドアの地下水脈を掘り進めキングメガロシャークはイスリーダの都市を陥落させる為動き出した。サメの脳は一般的に人間より小ぶりである、しかし体長300メートルのキングメガロシャークは違った、都市を潰せば人間は混乱し、隙を見せる、と知っていたのだ。闇の中、虎視眈々とその機会を伺う。
六節プロット リーゼとフィオナ
人間の結束力は強い、何とか火山、氷原、緑奏の森を制圧し、残すはゴルドア要塞だけとなった。
皆がご飯を食べている中、フィオナは一人ゴルドアの要塞を見つめていた。
リーゼ「フィオナさん、ご飯は食べないんですか?」
フィオナ「サメは、食い飽きた」
フィオナはぶっきらぼうに答える。
リーゼ「でも、食べないとダメですよ? そうだ、このマカロンなら食べられますか?」
フィオナ「これは?」
リーゼ「こっそり持ってきました。たまには甘い物でも食べないと、ね」
フィオナ「ふむ……」
フィオナ、恐る恐る食べる。
フィオナ「おぉ、これは美味いな」
リーゼ「でしょでしょ、私、いつもはお仕事で街から出られないので、こうしていると皆さんと一緒に冒険しているみたいでとても楽しいんです」
フィオナ「そうなのか。ふむ、私も初めてだ」
リーゼ「ふふ、私達似てますね、よかったらお友達になってくれませんか?」
フィオナ「友達?」
リーゼ「はい、私お外にあまりでられないから、歳の近いお友達が少なくて……」
フィオナ「そうか……私で良ければ……」
リーゼ「! ありがとうございます」
フィオナ「……あぁ」
少し嬉しそうなフィオナ。
レイアス「あぁ居た居た、リーゼさん、フィオナさん、そろそろゴルドアの要塞に向けて出発です!」
フィオナ「わかった」
リーゼ「はい!」
ゴルドアの遺跡。巨大鮫(中ボス)との戦闘。
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