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今日は浴衣を指定されていた。
浴衣の下には下着は着けない。
その浴衣も簡単な紐で留めているだけで。
剣市さまからのキスだけで、私の身体の中で淫らな焔に火が付くのが自分でも分かる。
口の中から耳の中に移動した剣市さまの舌は、ピチャピチャとイヤラシイ音を立てて私の聴覚からも犯していく。
耳の中から聴こえる音にも反応する私を剣市さまは、見逃さなかった。
「若月。 まだキスしかしてないのに何故こんなに乳首が立ってるのかな?」
剣市さまは、浴衣の生地からツンと立ち上がっている部分を指先で軽く突つきながら聞いてくる。
「あ…、んっ…、…」
私は、そんなすぐに反応してしまった自分の身体が恥ずかしくて俯く。
「返事をしなさい。 黙っていては分からないよ。」
「ぁ、の…、……、」
「感じてるのか?」
「…、…、…は…ぃ…」
「そうか…、いつも言ってるだろう? ちゃんと今、自分の身体がどうなっているか言いなさいと…」
「はい…」
「言いつけを守らない若月に今日はお仕置きだ。」
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