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ってゆーか、いきなりタメ語に切り替わった琢磨に私ドキドキしちゃった。
「へー、楽しそうなお店だね。」
「そう。 二人とも凄く話題も知識も豊富で。ちなみに北原さんは、俺の憧れの人」
「そうなんだ。 琢磨くんもバーテンダーになりたいの？」
「うん。 就職は決まったけど、それも人生経験として、いつかバーテンダーとしての俺の役に立つと思うからだし。もちろん、仕事は仕事で精一杯頑張るつもり」
そんな話をしていると、北原さんがお勧めのカクテルを出してくれた。
ルビー色が綺麗な黄色に乗ってる、二色のショートカクテル。
北原さんのオリジナルだそうだ。
名前は「なっちゃん」
絶対ウソ。
そんな楽しいお店で、北原さんが次から次へと美味しい、謎のオリジナルカクテルとやらを出してくる。
北原さんや堀くんの話しも面白くて、美味しいお酒と楽しい話題でドンドンお酒が進む。
やっぱり私は琢磨と初めてデートみたいなコトして、舞い上がってたんだよね。
飲み過ぎたよ…。
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