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「「「「ええ!!石田が転校!?」」」」
朝……学校にやって来ると、
大騒ぎになっていた。
空座第一高等学校……
一年生でトップの成績を誇る石田雨竜。
彼が転校するというニュースは、
瞬く間に学校中に拡がった。
「しかも……転校先が中学校って」
井上織姫が絶句する。
普通の転校なら、まだ此処まで騒がないだろう。
石田雨竜が中学校に転校。
学校一の秀才が……何故?憶測は憶測を呼んだ。
「仕方ないんだ。父からの特別任務だからね」
特別任務…その内容はこうだった。
虚、多数出現。霊脈の存在有り。
至急……滅却師を派遣し、異常を破壊せよ。
以上が任務の内容である。
幸いにも、見た目は3つ違い。
然程違和感は無いだろう。
転校は3日後。急いで引っ越しの準備をしよう。
「という事だから、僕は早退するよ」
騒ぐクラスメイト達を尻目に、
雨竜は歩き出した。
ああそうだ。
最愛の妹……弥生にも知らせねば。
驚く顔を思い浮かべながら、
雨竜は空座第一中学校へと向かうのだった。

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