青瓢箪

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 次の日。俺は生まれて初めて学校を休んだ。  まるでトライアスロンをした後みたいに全身がダルい。どうやら生命エネルギーが抜け出てる影響のようだ。  クラスの連中の話では、久しぶりに青りんごが学校に登校したらしい。しかもいつもの青い顔には血の気が通い、前よりイキイキしてたそうだ。  本当に死んだのは無かった事になっている。悪魔ヤベぇな。  いや、ヤバいのは今の俺の状況だ。何もしなくてもどんどん体が衰え、顔色は真っ青になり、体重も落ちていく。  今まで病気ひとつしてないだけに、さすがに不安になった母は俺を病院に連れていった。しかしただの栄養失調だと診断され、母のばつが悪くなるだけだった。  俺はとにかく失ったエネルギーを摂取し続けるしかなかった。俺が死んだら生命エネルギーを供給する者がいなくなり、結局青りんごも死ぬからだ。  今まで以上に沢山食べ、体を鍛え、規則正しい生活を送る。それしか二人が生きる道はない。
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