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__夜の荒れ寺
ブルくんは閃光のことが頭から離れず、多少の頭痛も覚えつつ荒れ寺に身を潜めていた。
パチパチと何かを炙るような音が聞こえ始めた。
ブル「少しだけ……」
ブルくんは身を潜めた木陰から様子を窺った。人影のような何かが見える。そして煙りが若干だが燻っていた。
ブル『誰かが居る!』ケホッ
煙りの中の人影にブルくんはは恐怖のあまり、意識がそこで途切れてしまった。
__翌日早朝
ブルくんは真っ青な顔で自宅へ帰って、その日学校を休んだ。
ブル父「ブルどうしたんだ?朝食後食べないで……」
ブル「ごめんなさい。頭が痛くて食欲がない」
ブル父「わかった母さん言っておくから、仕事だから父さんは行くぞ……あまりに酷いようなら母さんに病院へ連れてってもらへ」
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