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ブルくんは昨日のことが気になり頭痛もあってか、学校を休むことに決めていた。そしてブルくんが一番気になっていたことを調べるため、電話の子機へと手を伸ばす。
__プルルル……プルルル……
数回の呼び出し音のあと、電話の主は返事を返した。
住職「はいあのお寺でしたら、管理はうちであってます。」
ブルくんは思い切って、ありのままの出来事を住職に聞いてみた。ブルくんが余りに熱心だったので、住職はしばらくの間をおいて話を始めた。
住職「あのお寺にも、私と同じような住職がおりましたが5年以上前に亡くなりそのままとなっております。」
ブル「何故そのまま無人なのですか?何故荒れ寺に?」
ブルくんはお寺が荒れ寺のまま放置されている事情を聞いてみました。
住職「前任の住職の亡くなり方が、余りにも奇妙であったためだれもあの場所へは近づきたがらないのです。」
理由は前任の住職の不審死であった。
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