#2 真実の狭間

3/3
前へ
/11ページ
次へ
__翌朝  頭が少し痛いもののブル君は朝食を食べ、学校へ登校しようとしていた。 ブル母「今日は休みなさい」  ブル「もう大丈夫だよ」  ブル君はたまに頭痛がするものの、すっかり安堵していた。 ブル父「ダメだぞ、しっかりと診て貰いなさい」  ブル「わかったよ……」  ブルくんは両親の険相な態度に折れて、病院へ行くことを了承し母に連れられ車に乗り病院へ向かった。  すれ違いに荒れ寺の方からリアカーが出て行くのを見掛けた。 ブル『無人の筈なのに』  ブルは内心、そう思いながらも錯覚だろうと、気に留めないことにした。ブルを乗せた車が、総合病院へと着いたのはその後、5分も掛からない内であった。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加