終幕

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   「考えてみれば当たり前だよね。合併が正式に決定されたあのタイミングで、元気だったお母さんが病死するのは変だよね。でも私はわからなかった。そして、ただ4丁目の殺人鬼が継承されただけだったんだ」  ナイフの動きが止まった。  「私がユキ君の仇で、どちらか一人しか生き残れないの・・・・」  ヒカリがナイフを構える。  「そろそろ行くけど。ユキ君はどうするの?」  俺は・・。俺は・・・・・・・・・。
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