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電車が止まり、ドアが開くと同時に乗客が乗降する。
「それでさ~うちの親がさ~」
「え~まじで~?」
「それは嫌だねー」
「あ、ここちょうど3人座れそうじゃん」
どうぞどうぞ。むしろ座ってください、お願いします。
「男の人...」
ん? なんだか1人に汚いものを見るような眼差しで見られてる気がするのだが...気のせいか。
「そういや奈央、男の人苦手だっけ」
「じゃあ奈央はうちらの間に座りな~うちがこっち座るから、沙紀はそっちね~」
「おっけ~」
「ありがと」
汚物みたいに扱われた俺の精神的ダメージ凄かったけど! もうライフはゼロだよ。
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