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キャサリン : 「 んあぁっ、んじゃ………   気を取り直して………っと、   ゴッホン~~~っっっ、   ………校長先生、   そして… 教頭先生………、   アタシはキャサリン………。   んで、隣にいるのが……   ユルチェンコ………。   アタシら “二人” が   『探偵』 …だからっ。   覚えといてよねっ!! 」 井伊教頭 : 「 ………あぁっ、   そうだったんでございますかっ… 」 婆古怒校長 : 「 おおっ、   あ、あなた方がっ………… 」 ユルチェンコ : 「 ……………でだ、   さっきの話だけど……………   『織部三子』 …って人は一体、   何者なワケっ…??   先ずは、そこからっしょ? 」 井伊教頭 : 「 んあぁっ、そ、そーでしたっ…   “織部三子” はですね………   うちの学校………あぁ、つまり…   “セント・ビフィズス学園高校” の   『新任教師』 ………   ………なんでございます。 」 キャサリン : 「 ほぉ~~~……、   『新任教師』 …ねぇ~。   ……………で、   そのぉ~~~…   “織部先生” がっ…   どーしたってのよっ…?? 」 ユルチェンコ : 「 まさか………、   『失踪』 しちゃった……とか?   ………んなワケねぇ~かぁ… 」 婆古怒校長 : 「 おおっ…!!   that's right ……でっっっ、   ご、ございますぅっ!! 」 マーキュリー&キャサリン& ウガンダ&オリーブ : 「 し、失踪ぉぉぉーーーっ!? 」 ユルチェンコ : 「 ………あ、あらまっ、   あ、当たっちゃったぁ………… 」 井伊教頭 : 「 さすがは………   『探偵』 ……でございますねぇ。   ん~~~、勘が鋭いっ。 」 キャサリン : 「 な~~~んでよっ!?   な~~~んでっ、   失踪しちゃったのよぉっ!? 」 井伊教頭 : 「 ズコォっっっ………   ………そ、それが分かったら   ここまで苦労しませんよっ!!   で、ですからっ… 今、こうして…   あなた方にご相談をっっ……… 」 婆古怒校長 : 「 織部先生が… どうして突然……   『失踪』 してしまったのか……、   その “理由” が分からないのです。   ………おまけに、   探そうにも………   “手掛かり” …と、なりうるものが   何一つありません………   わたくしどもとしましては……   “いやはや困り果てた状況” ……で   ございましてぇ…………… 」               
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